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本日のテーマは、青焼きと呼ばれる手法で焼かれたブルースクリューとゴールドシャトンについてです。A.ランゲ&ゾーネの時計にブルースチール製の部品が使われる理由は、1800年代から変わっていません。
1.その姿が美しく、魅力的であること
2.耐食性に優れていること
スチール部品を青く染めるためには、ゆっくりと慎重に摂氏300度まで加熱(焼き戻し)してゆきます。
そうすると、金属の表面にはマグネタイト(Fe3O4)のごく薄い膜が形成され、その干渉現象によって、ビスが「コーンフラワーブルー」の輝きを放つようになります。
参考までに、
200℃だと「うす黄色」。
280℃だと「うす紫色」。
700℃だと「濃い赤色」に染まります。
次は、ビス止め式ゴールドシャトンについてです。
シャトンとは、3点のブルーのビスで押さえられたリング状のパーツです。
昔は、この方式が採用されるのは最高級の機械式時計だけに限られていました。
歯車の受け石のルビーを固定するのにゴールドシャトンを使ったのは、受け石が損傷して交換が必要となった場合に、プレートにあけられた穴の大きさを変えることなく、新しいものに交換してはめることができるというのがその理由でした。
今となっては、受け石のサイズが規格化されて、シャトンには元来の機能はなくなったのですが、ムーブメントを美しく魅せる装飾としてA.ランゲ&ゾーネでは、今もなお採用され続けています。
A.ランゲ&ゾーネのムーブメントの美しさには、前回ご紹介したジャーマンシルバーの3/4プレート上に配置された受け石のルビーの「赤」、スクリューの「青」、シャトンの「ゴールド」の3つの色合いの組み合わせが絶妙のバランスで配置されていることがとても重要なのです。
TANAKAウォッチギャラリー 久屋大通店
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