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こんにちは。
本日は『PAM00992 ラジオミール8デイズ』をご紹介します。
=============================2019年にCEOが変わり、ブランドとしての方向性もそれまでと大きく変わってきているパネライ。
特に、初年度のサブマーシブルを皮切りに、新素材を用いた現代的、都会的、な雰囲気のモデルを多く展開していますね。
時代やマーケットに即してブランドを展開していく上で、とても魅力的なラインナップに感じますが
一方でそれまでの1950年代前後のクラシックな雰囲気のモデルが次々と生産終了を迎えていっているのも事実です。そんな、2021年現在のパネライにおいて、希少ともいえるクラシックな雰囲気を持ったモデルが
PAM00992 ラジオミール8デイズですので、このタイミングで是非ご紹介したいと思います。=============================
まず、前提としてこちらのモデルは、レギュラーモデルとして展開しています。
がしかし、力の入り方がなかなか凄くて、”ド級のレギュラーモデル” だと思いますよ。
それではどの様な点がそう感じるのか?についてご紹介します。“8デイズ表記” がド級のレギュラー
まず、3時位置の『8 GIORNI BREVETTATO』のアイコン。
こちらはモデル名にもあります『8デイズ』を意味するイタリア語の表記で
1950年頃のパネライに実際に使用された表記です。
『8 GIORNI BREVETTATO』および8デイズについてはこちらで詳しくご説明しております。
この表記がレギュラーモデルに使用される事は非常に稀、これまでに2モデルくらいしか存在しておらず
ほぼ、限定モデルの特権的な表記とも言えますね!“ガラス” がド級のレギュラー
次に、注目して頂きたいのが、風防=ガラスです。
ベゼルから、こんもりと盛り上がったガラスが非常にクラシックで、
通常はベゼルと同じ高さのフラットな風防が使用されますが
こちらは特別仕様でドーム型のサファイアクリスタル風防を使用しています。“艶消し仕上げ” がド級のレギュラー
さらに、このモデル最大の特徴と言っても過言では無いのが、ケースの仕上げ方です。
通常、ステンレスに仕上げを施す場合、艶消しであれば、次の写真の丸で囲った部分の様に
一定方向にスジ目のある、『サテン』もしくは『ヘアライン仕上げ』と呼ばれる方法が多く使われています。
これは、回転するローラー状のヤスリに対して、金属を押し当てて仕上げをする為、
必然ともいえる仕様となります。しかし、こちらのPAM00992のケースサイドを見て下さい。
『エイジドスチール』と呼ばれる特殊な仕上げによって、まるで擦りガラスの様にスジ目の一切ない艶消しの素材となっています。しかも、現行する他のモデルにはこの仕上げは使われておらず、こちらも特別な仕様と言えます。
しかも、パネライがこのモデル、並々ならぬ力を注いでいるなぁと感じる点がバックルです。
長年パネライのステンレスのフィッシュテールバックルは、ポリッシュ(艶アリ)とサテン(艶消し)の2種類で展開してきましたが
このモデルの登場と当時に、第三のバックル『エイジドスチールバックル』を装着している事です。
たかがバックルと思われるかも知れませんが、このモデルの為に新たにバックルも追加してしまった点が驚きでした。“ブルーの針” がド級のレギュラー
最後に針にご注目下さい。
綺麗なブルーの針が使われています。過去の限定モデルではいくつか存在しているブルーの針も、レギュラーモデルとなると話は別!
ある意味、限定の特権的なブルー針を採用している点も、”ド級のレギュラー” と感じるポイントです!お世辞抜きに”心を奪われるカッコ良さ”があります。
一度、是非見に来てください。
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《 パネライ名古屋ブティック 》
OFFICINE PANERAI NAGOYA BOUTIQUE
TEL.052-951-8111営業時間11:00~19:00 ・定休日:水曜日(祝日は営業)
※お車でお越しの際は、セントラルパーク地下駐車場をご利用下さいませ。
※当店は、TANAKAウォッチギャラリー久屋大通店に併設しております。
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