こんにちは！久屋大通店の原です。

皆さま、サクソニアの35ミリと37ミリ、どちらが好きですか？

どちらも手巻きの薄型シンプルドレスウォッチという共通点はあります。

ですが、同じラインナップの単なるサイズ違いと片付けてしまうには、

もったいない魅力がそれぞれにあります。

といわけで今回は、サクソニアの35ミリと37ミリのそれぞれの特徴についてお話しします！

同じサクソニアですが、機能には少し違いがあります。

37ミリは時針と分針の二本の針を、35ミリはそれに加えて6時位置にスモールセコンドを持っています。

35ミリには、昔の懐中時計のようなクラシックさを感じます。

またスモールセコンドに加えて一分ごとに目盛りが付いているため、より凝縮感があります。

逆に37ミリには、より要素の少ないまっさらな印象を受けます。

二針時計特有の、時間に追われていないような、優美で余裕のある佇まいが美しいです。

またパワーリザーブは37ミリが72時間、35ミリが45時間です。

同じサクソニアなのですが、異なるムーブメントを搭載しているということです。

ちなみにムーブメントの見た目も違います。

▲こちらが35ミリ、

▲こちらが37ミリです。

37ミリの方は、歯車が露出しています。

（72時間のロングパワーリザーブとムーブの薄さを両立させるためでしょうか？）

ランゲのコハゼは生き物のようでカワイイという話をすると、

大抵「そんなとこまで見てないよ(笑)」みたいな反応をされるのですが、

ムーブメントのプレートにわざわざ穴をあけてコハゼが見えるようにしているということは、

やっぱりランゲはコハゼに何かこだわりがあるんじゃないの？と思ってしまいます。

人によって好みが別れる所だとは思いますが、35ミリという「小ささ」は、

違和感を覚える、悪い意味での小ささではありません。

むしろ日本人にとっては、真の意味でのクラシックウォッチとしてこれ以上ないサイズではないでしょうか。

（37ミリは、言うまでもなく最適なサイズだと思います。）

サクソニアの35ミリか37ミリか……というのは、ものすごく悩みどころだと思います。（特に女性にとっては）

私自身は、「絶対に二針時計が欲しい！」という思いがあったので37ミリを選びましたが、

やっぱり35ミリもかわいいな～と思ってしまいます。

TANAKAウォッチギャラリー 久屋大通店 担当：原明日香（はらあすか）

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