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1世紀半を超える歴史を紡ぐ、パネライ 歴代の名作たち
イタリア海軍と共に歩んだ黎明期から、時計界の巨人へ:パネライの歴史を彩る、4つの時代
「ルミノール」「ラジオミール」といった、唯一無二のアイコニックなデザインで、世界中の時計愛好家を魅了するパネライ。その歴史は、1860年、イタリアのフィレンツェで時計店として創業したことに始まります。1世紀半を超える歴史の中で、パネライは、イタリア海軍と深い関わりを持ちながら、数々の名作を生み出しました。
ここでは、パネライの歴史を、大きく4つの時代に分け、それぞれの時代を象徴する代表的なモデルと共に振り返っていきましょう。
1. 創業から第二次世界大戦期:イタリア海軍のための特殊時計を開発 (1860年~1940年代)
1930年代に入ると、パネライは、イタリア海軍特殊潜水部隊からの要請を受け、過酷な水中環境にも耐えうる、高精度なダイバーズウォッチの開発に着手します。そして、1936年、パネライは、特殊な発光物質「ラジオミール」を使用した、高い視認性を誇る時計「ラジオミール」を開発。この時計は、イタリア海軍に正式採用され、特殊潜水部隊の作戦を支えました。
2. 戦後からクオーツショック期:ラジオミールからルミノールへ、進化を遂げる (1950年代~1980年代)
第二次世界大戦後、パネライは、ラジオミールに改良を加え、より耐久性と防水性を高めた新しいダイバーズウォッチ「ルミノール」を開発します。リュウズを保護する特徴的なレバー構造を持つルミノールは、1950年代にイタリア海軍に正式採用され、その名は、世界中の時計愛好家に知れ渡ることとなります。
3. 機械式時計の復活、そして世界へ:リシュモン傘下で、高級時計ブランドへ (1990年代)
1990年代に入ると、機械式時計が見直され始めます。パネライもまた、自社の歴史的なモデルを復刻し、高級時計市場に参入。1993年には、リシュモン(旧ヴァンドーム)グループの傘下に入り、世界的な時計ブランドへと成長を遂げていきます。
4. さらなる進化と挑戦:自社製ムーブメントの開発、新素材の採用 (2000年代~現在)
2000年代に入ると、パネライは、自社製ムーブメントの開発に注力。高精度なクロノグラフムーブメントや、長時間パワーリザーブを備えたムーブメントなど、革新的な技術を搭載したモデルを次々と発表しています。また、チタンやセラミック、カーボンなどの新素材を積極的に採用し、デザインと機能性を両立させた、魅力的なモデルを生み出し続けています。
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お問合せは
・お電話:052-951-8111パネライ名古屋ブティック 基本情報 住所 愛知県名古屋市中区丸の内3-19-12
久屋パークサイドビル1F営業時間 11:00~19:00 定休日 水曜日定休 ※祝日の水曜は営業 アクセス 市営地下鉄 桜通線・名城線 久屋大通駅 北改札口2A出口前 駐車場 セントラルパーク駐車場(チケット有り) 電話でのお問い合わせ 052-951-8111 メールでのお問い合わせ お問い合わせはこちらをクリック この記事の筆者 大磯努
-Profile-
大磯 努(おおいそ つとむ)
TSUTOMU OISOパネライ名古屋ブティック マネージャー
2011年、日本で2番目のブティックとして
名古屋ブティックがオープンした際に
スタッフとして入社。
2018年より現職。愛用時計はパネライPAM00233 他
趣味は スキー、トレッキング、ガーデニング========================
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