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機械式時計愛好家の心を捉えて離さない、ジャガー・ルクルトの「深淵なる魅力」
ジャガー・ルクルトは、単なる高級時計ブランドという枠を超え、機械式時計愛好家にとって特別な存在として、その名を深く刻み込んでいます。1833年の創業以来、脈々と受け継がれる卓越した技術力、常識を打ち破る革新的な精神、そして時計製造に対する揺るぎない情熱。これらの要素が複雑に絡み合い、ジャガー・ルクルトという唯一無二のブランドを形成し、機械式時計愛好家を魅了し続けているのです。
1833年から続くマニュファクチュールとしての絶対的矜持と、その裏付けとなる圧倒的技術力
ジャガー・ルクルトの歴史は、1833年、スイスのジュウ渓谷にアントワーヌ・ルクルトが小さな工房を開いたことから始まります。彼は、時計製造に必要な工具まで自ら開発する才能あふれる職人であり、その精神は現在まで脈々と受け継がれています。
現在のジャガー・ルクルトのマニュファクチュール社屋
ジャガー・ルクルトは、ムーブメントの設計・製造から、外装部品の加工・組み立てに至るまで、時計製造に関わるほぼ全ての工程を自社で完結させる、真のマニュファクチュールです。この徹底した自社一貫生産体制は、単なる効率化やコスト削減を目的としたものではありません。そこには、一切の妥協を許さず、最高の品質と精度を追求する、職人たちの熱い情熱が込められています。
1,200を超える自社製ムーブメントの開発実績は、ジャガー・ルクルトの技術力の高さを雄弁に物語っています。世界最小級のムーブメント「キャリバー101」や、複雑機構の極致とも言える「デュアル・ウイング」など、革新的なムーブメントの開発は、機械式時計の可能性を押し広げ、愛好家たちの想像力を掻き立てます。
1903年の出会いから生まれた、既成概念を打ち破る革新的なムーブメント開発と複雑機構への飽くなき探求
1903年、フランス人のエドモンド・ジャガーと、スイス人のジャック=ダヴィド・ルクルトの出会いが、ジャガー・ルクルトの歴史に新たなページを開きます。この出会いをきっかけに、ジャガー・ルクルトは、超薄型ムーブメントの開発に力を注ぎ、数々の革新的なムーブメントを生み出してきました。
ジャガー・ルクルトは、過去の栄光に安住することなく、常に新しい技術の開発に挑戦し続けています。その革新的な精神は、ムーブメントの開発だけでなく、複雑機構の分野でも遺憾なく発揮されています。ミニッツリピーター、トゥールビヨン、永久カレンダーなど、高度な技術を要する複雑機構を、芸術の域まで高め、機械式時計愛好家たちの心を鷲掴みにしています。
2024年に発表された「デュオメトル・ヘリオトゥールビヨン・パーペチュアル」
3軸トゥールビヨンとパーペチュアルカレンダーを併載したコンプリケーションウォッチ。特に、「デュアル・ウイング」機構は、時刻を表示するための香箱・輪列と、複雑機構用の香箱・輪列を用いることで時計の精度と複雑機構の動作を両立させるという、革新的なアイデアに基づいています。この機構は、時計愛好家たちの間で、「ジャガー・ルクルトの技術力の象徴」として、高く評価されています。
1931年誕生のレベルソに代表される、時代を超えて愛される洗練されたデザインと高い実用性の融合
ジャガー・ルクルトの時計は、時代を超えて愛されるクラシカルでエレガントなデザインが特徴です。1931年に誕生した「レベルソ」は、ポロ競技の際に風防を守るためにケースを反転させるという革新的なアイデアから生まれました。アールデコ様式を取り入れたそのデザインは、ブランドを代表するアイコンモデルとして、世界中の時計愛好家から支持されています。
1993年のレベルソ広告ビジュアル
また、ジャガー・ルクルトは、デザイン性だけでなく、高い実用性も兼ね備えた時計を数多く製造しています。「マスター・コントロール」や「ポラリス」など、多様なニーズに応える幅広いコレクションは、機械式時計愛好家たちの心を掴んで離しません。
1000時間コントロールテストが証明する、圧倒的な品質と信頼性
ジャガー・ルクルトは、自社で定めた厳しい品質基準「1000時間コントロール」に基づき、全ての時計を徹底的に検査しています。この1000時間テストは、ケーシング後の完成した時計に対して、温度変化、気圧変化、衝撃、磁場など、実際の使用環境を想定した過酷なテストを行うものです。
この厳しい検査をクリアした時計のみが市場に出回るため、高い品質と信頼性を誇ります。長年にわたり培われた技術と経験により、耐久性と精度に優れた時計を提供しています。この1000時間テストの存在は、機械式時計愛好家にとって、ジャガー・ルクルトの時計が信頼に足るものであるという確固たる証となっています。
未来永劫、機械式時計愛好家を魅了し続ける、ジャガー・ルクルトの「深淵なる魅力」
ジャガー・ルクルトは、過去の栄光に安住することなく、常に新しい技術の開発に挑戦し、機械式時計の可能性を押し広げ続けています。その卓越した技術力、革新的な精神、そして時計製造に対する真摯な姿勢は、これからも多くの機械式時計愛好家を魅了し続けるでしょう。ジャガー・ルクルトは、単なるステータスシンボルではなく、機械式時計の奥深い魅力を追求する愛好家にとって、かけがえのない存在なのです。
ジャガー・ルクルトの時計は、単なる時間を知るための道具ではありません。そこには、1833年から続く歴史、職人たちの情熱と技術、そして1000時間コントロールテストが証明する品質と信頼性など、時計に対する深い愛情が込められています。
機械式時計愛好家たちは、ジャガー・ルクルトの時計を通して、時計の奥深い魅力を堪能し、その魅力を次世代へと語り継いでいくでしょう。
prev.2025.04.12
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