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こんにちは。ブライトリングブティック名古屋の橋爪です。
突然ですが皆さんは時計を探すとき、どんなことを基準にしていますか?
このブランドが良い!とか、このサイズ以下じゃなきゃ!とか、今はシンプルな時計を持っているから、次はクロノグラフが良い!とか。いろいろなこだわりがあると思います。
そんなこだわりを持った皆さんにご紹介したいのが、ブライトリングのモデル名には規則性がある!ということ。
そしてこの規則性を知っていれば、自分の欲しい時計を簡単に探すことができるんです。
モデル名の規則性を紐解く
では早速、ブティック名古屋で1番人気のこちらのモデルを例にご紹介します!
ナビタイマーのアイスブルー文字盤ですね。では名前を分解して見てみましょう。
すると……
①ナビタイマー ②B01 ③クロノグラフ ④41
4つの要素で構成されていることが分かりますね。
さらにこれらを分類すると……
①シリーズ名 ②ムーブメント名 ③機能名 ④サイズ
となります。
ほら、もうこれだけで4つも情報が隠れていることがわかりました。
基本的にはブライトリングの商品すべてがこの規則性にのっとって名付けられており(ごく一部例外もあります)、名前を見るだけでどんな商品かが分かるんです!
では、見つかった4つの情報について説明していきます。
①シリーズ名
これは商品の大きなくくりのこと。
現在ブライトリングには9つのシリーズがあり、それぞれ陸・海・空などのコンセプトが与えられています。
シリーズの詳細についてはこちら⇩のブログをぜひご参照ください。
その内訳は、
ざっくりとパイロットウォッチが欲しいとか、ダイバーズウォッチが欲しいとか、ブライトリングといえばナビタイマーでしょ!とかっていう大きなくくりで探す場合はここを見ればいいわけです。
②ムーブメント名
続いては、搭載されている機械の名前です。急に専門的なやつが来ちゃいましたね……
でも知っておくと時計探しに役立つので、簡単にご紹介します!
まず、時計によってこのムーブメント名がつく場合と付かない場合があります。このように⇩
2つの時計は同じスーパーオーシャンヘリテージですが、右の時計にはムーブメント名があるのに左の時計にはありません。
なぜでしょうか。
答えは、ムーブメントが自社製かどうかに違いがあるからです。
左の時計に搭載されているのはブライトリング13という機械で、ムーブメントメーカーが作った機械をブライトリングがチューニングしたものです。
そして右の時計はB01という機械。ブライトリングが設計・開発を含む完全自社製で作り上げたムーブメントです。
つまり、モデル名に非自社製ムーブメントは記載せず、自社製ムーブメントのみ記載されているということなんです!
よく見ると金額にも大きな差があることが分かります……!
ではムーブメントが違うと、時計としてはどのような違いがあるのでしょうか。
性能について比較してみます。
ブライトリング13 B01 パワーリザーブ 約48時間 約70時間 日付変更禁止時間帯 あり なし 保証期間 2年間 5年間 パワーリザーブは時計の駆動時間のこと。放置していても動き続けられる時間の事で、非自社製のブライトリング13は約2日、自社製のB01は約3日と、1日分の差があることが分かります。
また、日付変更禁止時間帯とは日付の切り替えをしてはいけない危険時間帯が存在するかどうかということで(基本的に機械式時計にはほとんど存在します)、非自社製にはあり、自社製には無いので、自社製の方は操作によって故障させてしまうリスクが低いということが分かります。
保証期間にも大きな差があり、この期間が長ければ長いほど永く使える時計です!という自信があることになります。
自社製ムーブメントB01は多くの時間と開発・研究費用をかけ、非自社製と比べてこれだけの性能の差をつけたから時計の値段も高くなっているんですね。
値段で選ぶか、性能で選ぶか、ここも時計選びでは重要なポイントになりそうです。
ちなみに自社製ムーブメントにはB02やB04、B09にB15など様々なバリエーションが存在しますが、そのほとんどがB01をベースに機能を追加した派生ムーブメントです。
その為、基本性能や保証期間は全て同じ。自動巻きか手巻かであったり、GMT機能付きなどの違いがあるので詳しくはスタッフに聞いてみてください!
③機能名
これは分かりやすいですね。そのままの意味です。
機能として存在するものをいくつかご紹介すると、
- オートマチック(自動巻き)
- クロノグラフ(ストップウォッチ)
- GMT(第二時間帯表示)
などがあります。
ちなみにクォーツ(電池式)の場合、何も記載されません。
変わった機能ですとデュオグラフというものもあり、これは2つの時間を計測できるダブルクロノグラフとも言われるものなんですが、普段は2本の針が一直線に重なっているためパッと見では通常のクロノグラフとの見分けがつきません。
でもモデル名の中に プレミエ B15 デュオグラフ 42 のような表記があるので、ここを見れば機能が一発でわかってしまうというわけです。
④サイズ
こちらもそのままの意味です。ケース直径ですね。
ブライトリングの場合それぞれのシリーズの中でかなり豊富なサイズ展開をしています。
例えばクロノマットだと、
というように6通りものサイズがラインナップされているんです。
それぞれに機能の違いやカラー展開の違いがありますが、身に着けるものなので細かくサイズが分かれているのは嬉しいですよね。
ちなみにクロノマットのクロノグラフは42mmと44mmですが、ナビタイマーのクロノグラフは41mmと43mm、さらに46mmといったように、シリーズによってそのサイズは様々です。
1mmの違いでも着け心地には大きな差があるので、ぜひ店頭で複数のサイズを試着してみて、自分に合うサイズはこれくらいかな?っていうのを確かめてみてください!
どうですか?モデル名を見るだけでもかなり多くの情報が得られることが分かりますよね。
これを知っていれば、時計探しにもきっと役立つはずです!
なんとな~くこの辺が自分に合うかな?ってモデルが見つかったら、ぜひ店頭に実物を見に来てください。もちろん、何も決まっていなくてもご来店は大歓迎です!!
BREITLING BOUTIQUE 名古屋
担当:橋爪彼方(はしづめかなた)
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