ブライトリング ナビタイマー コスモノート：宇宙への冒険を刻むパイオニア精神溢れるクロノグラフ

品番：PB02302A1B1A1
価格：1,595,000円(税込)

[仕様]
ケース径：41mm
ケース素材：プラチナ、ステンレススチール
ストラップ素材：ステンレススチール
パワーリザーブ：約70時間(手巻/B02搭載)
防水：3気圧防水
メーカー保証：5年
※日本200本限定

ナビタイマー コスモノートは、宇宙空間での使用を前提とした機能美と、
ブライトリングの技術力の結晶と言えるでしょう。

その特徴を7つに絞ってご紹介します。

1. 24時間表示ダイヤル：宇宙時間の掌握

地球とは異なり、宇宙空間には昼夜の区別がありません。

そこで、宇宙飛行士が地球との通信やミッションの時間管理を正確に行えるよう、
24時間表示のダイヤルが採用されました。

これは、ナビタイマー コスモノート最大の特徴と言えるでしょう。

2. 高精度な手巻きクロノグラフムーブメント：過酷な環境への挑戦

搭載されているのは、高精度を誇る手巻きクロノグラフムーブメントです。
初期モデルではヴィーナス178をベースに改良が加えられ、限定モデルとして発表されることが多い”現代版”ではブライトリング自社開発製造のキャリバーB02を搭載しています。

宇宙空間という過酷な環境にも耐えうる耐久性と精度を実現しています。

3. 視認性に優れた大型ケース：宇宙服の上でも確かな存在感

宇宙服の上からでも操作しやすく、また、ひと目で時間を読み取れるよう、
ケース径は41mmに設計されています。

素材には、堅牢なステンレススチールが採用され、過酷な環境に耐えうるタフさを備えています。

4. 回転ベゼルと計算尺：受け継がれる航空計算のDNA

ナビタイマーの象徴である航空計算尺を搭載した回転ベゼルは、宇宙空間でも航法計算などに活用できるよう、
そのまま継承されています。

これは、ナビタイマー コスモノートが、
航空時計の名門であるブライトリングの技術と伝統を受け継ぐ存在であることを示しています。

5. ドーム型風防：レトロな雰囲気と高い視認性を両立

初期モデルの特徴である、大きく膨らんだドーム型の風防は、
レトロな雰囲気を醸し出すだけでなく、視認性向上にも貢献しています。

現代のモデルでは、サファイアクリスタル風防に両面無反射コーティングを施すことで、
さらにクリアな視界を確保しています。

6. バリエーション豊かなデザイン：進化を続ける宇宙への憧憬

オリジナルモデルへのオマージュを込めた復刻版や、ブラックやブルーなど現代的なカラーリングを採用したモデル、
さらに素材もステンレススチールだけでなく、様々なバリエーションが展開されています。

2024年9月12日に発表された新作は、「ストラトスグレー」文字盤を採用。

ブライトリングではお馴染みのアンスラサイトグレー文字盤と異なる、
重厚感のあるカラーリングが魅力です。

7. 宇宙開発の歴史とロマンを体現するアイコン

ナビタイマー コスモノートは、単なる時計を超え、
人類の宇宙への挑戦の歴史と、その夢と希望を象徴する存在です。

その歴史と伝統は、現代のモデルにも受け継がれ、世界中の時計愛好家を魅了し続けています。

これらの特徴が融合することで、ナビタイマー コスモノートは、
機能性とデザイン性を兼ね備えた、唯一無二の時計として、多くの人々に愛され続けているのです。

「コスモノート」の名前の由来は、ずばり「宇宙飛行士」です。

1962年、アメリカの宇宙飛行士スコット・カーペンターが、
マーキュリー・アトラス7号のミッションで地球周回軌道に乗った際、腕にはナビタイマーが巻かれていました。

これが、人類初の宇宙飛行に携行されたクロノグラフとして歴史に名を刻み、
この偉業を称えるために「コスモノート」という名が与えられたのです。

「コスモ」は宇宙を、「ノート」は航海士や飛行士を意味し、
宇宙空間を航海する宇宙飛行士にふさわしいネーミングと言えるでしょう。

この出来事は、ナビタイマー、そしてブライトリングというブランドの技術力と信頼性を世界に証明するものであり、
「コスモノート」という名前は、その輝かしい歴史と宇宙へのロマンを象徴するものとして、現在まで受け継がれています。

ナビタイマー コスモノートの歴史は、人類の宇宙への挑戦の歴史と密接に関係しています。

冷戦と宇宙開発競争：ナビタイマー コスモノート誕生の背景

1960年代、世界はアメリカとソ連による冷戦の真っ只中にありました。

両国は、宇宙開発の分野でも激しい競争を繰り広げており、技術力の象徴として、
宇宙飛行士の育成や新型ロケットの開発にしのぎを削っていました。

アメリカ航空宇宙局（NASA）は、有人宇宙飛行計画「マーキュリー計画」を進めており、
宇宙飛行士たちは、複雑なミッションを遂行するために、高精度で信頼性の高いクロノグラフを必要としていました。

スコット・カーペンターとNASAの選択：ナビタイマーへの期待

当時、すでにパイロットウォッチの傑作として名を馳せていたブライトリング ナビタイマーは、
その高い機能性と信頼性から、NASAの注目を集めます。

そして、宇宙空間という過酷な環境にも耐えうるよう、
さらなる改良を加えた特別なナビタイマーの開発が依頼されました。

このNASAからの依頼に応える形で誕生したのが、ナビタイマー コスモノートです。

最大の特徴は、宇宙空間では昼夜の区別がつきにくいことから、
宇宙飛行士が正確な時間管理を行うために採用された24時間表示のダイヤルです。

1962年5月24日、宇宙へ：オーロラ7号と歴史的快挙

1962年5月24日、宇宙飛行士スコット・カーペンターは、マーキュリー計画の「オーロラ7号」ミッションにおいて、
ナビタイマー コスモノートを装着して宇宙へと飛び立ちます。

彼は、地球周回軌道上で様々な実験や観測を行い、
その間もナビタイマー コスモノートは正確に時を刻み続けました。

しかし、帰還時にトラブルが発生し、着水地点が予定よりも大きくずれてしまうアクシデントに見舞われます。

それでもカーペンターは、冷静にナビタイマー コスモノートを使って位置を特定し、救助を待ちました。

この出来事により、ナビタイマー コスモノートは、過酷な状況下でも正確に動作し、
宇宙飛行士の安全を守った「信頼できる相棒」として、その伝説を不動のものとしました。

そして、彼はアメリカ人として二人目の地球周回軌道飛行を達成し、
ナビタイマー コスモノートは人類の宇宙飛行史にその名を刻みました。

伝説は時を超えて：現代に受け継がれる宇宙へのロマン

カーペンターの宇宙飛行成功により、ナビタイマー コスモノートは、「宇宙を旅した時計」として、
その名を世界に轟かせます。

その後も、ブライトリングは、ナビタイマー コスモノートの進化を続け、
現在も、宇宙開発のパイオニア精神を受け継ぐタイムピースとして、世界中の時計愛好家を魅了し続けています。

ナビタイマー コスモノートは、単なる時計を超え、人類の宇宙への挑戦の歴史と、
その夢と希望を象徴する存在として、これからも語り継がれていくでしょう。