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2023.12.21
【オメガ】クロノスコープ……めっちゃかっこよくないですか!?のブログ_スピードマスター クロノスコープ マスター クロノメーター クロノグラフ 43MM_329.30.43.51.02.001
こんにちは!久屋大通店の大西です。
今回はタイトルのとおり、オメガのスピードマスター クロノスコープが、ちょっとかっこよすぎやしないか?というブログです。
パンダ文字盤、白文字盤青針、青文字盤の三種類ですが、
今回は白文字盤青針をご紹介いたします。
突然現れた謎の名作、スピードマスター クロノスコープ
ものすごく複雑というか、特徴的なデザインをしています。
第一印象は、「アプライドのアラビアインデックスだ!!」です。
平面的なプリントではなく、立体的なアラビア数字が採用されている!という意味です。
実は、現在アラビア数字のインデックスを持つ時計のほとんどが、プリントの平面的なデザインをしています。
クロノスコープのような立体的なアラビア数字のデザインは、非常に珍しいです。
他はポルトギーゼぐらいでしょうか。
そもそもアラビア数字は、視認性が求められるパイロットウォッチや、クラシックさを追求したドレスウォッチに多いです。
なので光を反射する現代的なアプライドよりも、プリントの方が理にかなっているんですね。
▲パイロットウォッチは視認性を第一としているため、直感的に読み取りやすいデザインをしています。
また昔の懐中時計は、手書きのローマ数字・アラビア数字が主流だったので、プリントのアラビア数字からはクラシックだな~古典的だな~という印象も受けると思います。
話が脱線しました。
立体的なアラビア数字のインデックスは非常に珍しく、それがまた上品でめちゃくちゃかっこいいという事です。
機能が多すぎ!
クロノスコープ、クロノグラフに関する機能がすごく多いです。
クロノグラフで計れるもののすべてが計れます。
具体的に言うと、タキメーター、テレメーター、パルスメーターのスケールが付いています。
ダイヤルにたくさん付いている丸いメーターがそれです。
————————-ここからは各メーターの使い方の話なので、ご興味のない方は読み飛ばしてください————————-
・タキメーターとは、車の時速を計るための機能です。
車が発進した時にクロノグラフをスタート、1km地点を通過した時にストップすると、その間の平均時速がわかります。
一番外周の大きい目盛りを使います。
例えば、発車してから1キロ地点を通過した際に、ちょうど真上の60を指していたとすると、その間の平均時速は60km/hということです。
1kmをちょうど1分で走ったということですから、分速1km=時速60kmです。
また、1キロ地点を通過した際に真下の120を指していたとすると、平均時速は120km/h。
1kmを30秒で走ったので、秒速1/30km=分速2km=時速120kmです。
・テレメーターとは、音速を利用して物体との距離を計る機能です。
例として、雷が光った瞬間にスタート、音が聞こえた瞬間にストップすると、落雷地点との距離がわかります。
雷が光ってから30秒後に音が聞こえたとすると、クロノグラフは真下の10を指すので、落雷地点から10km離れているということになります。
(音速は15℃で秒速340mなので、340m/秒×30秒=10,200m、約10kmです。)
・パルスメーターは、一分あたりの脈拍を計る機能です。
クロノグラフをスタートさせ、脈拍が30回打った時にストップすると、その時に指している数字が一分あたりの脈拍となります。
(パルスメーターには15回でストップするバージョンと30回でストップするバージョンがありますが、クロノスコープは30回です。)
例えば、30回脈打った時に真下の60を指していたとすると、その時の脈拍は60回/分です。
30秒で30回なので1秒で1回、60秒だと60回です。
わかりやすいですね。
————————-メーターの使い方の話おわり————————-
いわゆる「オメガっぽい」デザインではないと思いますが、そこがまた魅力的です。
今なら三色全て実機をご覧いただけますので、ぜひご来店くださいませ◎
スピードマスター クロノスコープ マスター クロノメーター クロノグラフ 43MM
品番:329.30.43.51.02.001
¥ 1,463,000 (税込)
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