ブログをご覧いただきまして、ありがとうございます。

今回は【ロンジン】の新作でコンクエスト70周年記念モデル
『コンクエスト　ヘリテージ　セントラル　パワーリザーブ』を
ご紹介させていただきます。

モデル名：『コンクエスト　ヘリテージ　セントラル　パワーリザーブ』
品　　番：L1.648.4.78.2
ケース径：３８ｍｍ
価　　格：￥595,100（税込）

何かと話題の新作ですが、今池店スタッフの伊藤が独自の視線で
解説をさせていただきますので、最後までお付き合い下さいませ。

 

ロンジンを代表する『コンクエスト』コレクションですが、
その歴史は70年前の1954年まで遡ります。


『コンクエスト』は、1954年の初代モデルから機能的には、
「自動巻き」で「防水性」を備えていました。

スポーティーな雰囲気をまといつつ、エレガンスで洗練されたデザインを持ち合わせているというのが特徴で、それは現行の『コンクエスト』にも引き継がれている伝統です。

今となっては当たり前になっていますが、
当時としては画期的な「防水性」のある「自動巻き」の時計で、
デザイン的には「エレガンス」で「スポーティー」な時計であったといえます。

ということは・・・

【ロンジン】『コンクエスト』という時計は、
当時のラグジュアリー・スポーツ的な時計であったのではないでしょうか？

 

今回【ロンジン】は、『コンクエスト』コレクションの誕生70周年を記念して、
「復刻モデル」を製作するのではなく、新たな「オリジナル・モデル」を製作すること
を選択しました。

”歴史的モデルへのオマージュ”　と　”クラシックの再構築”　というテーマで
2024年にコンクエスト70周年記念モデルとして、新たな「オリジナル・モデル」が
誕生しました。

それが、新作『コンクエスト　ヘリテージ　セントラル　パワーリザーブ』です。

『コンクエスト』70周年記念モデルの元ネタは・・・

☟1959年製のRef .9028がデザインのベースになっています。

このオリジナルRef.9028をイメージでわかりやすく説明すると、

元ネタになったという意味で・・・

ドラえもんの『ジャイアン』・・・のオリジナルです。

誰でも知っている『ジャイアン』ですよね。

これに対して、

これを先ほどの『ジャイアン』で例えると・・・

 

これは、第36巻収録の「きこりの泉」で登場した
『きれいなジャイアン』です。

原作では、3コマだけの登場のにもかかわらず、
フィギア化されたり、藤子・F・不二雄ミュージアムには、
泉から出てくる『きれいなジャイアン』の像が作られたりするほどの大人気なのです。

話を【ロンジン】の『コンクエスト』に戻して・・・

新作の『コンクエスト　ヘリテージ　セントラル　パワーリザーブ』は☟

『きれいなコンクエスト』です。

きっと『きれいなジャイアン』同様に人気になると思います。

文字盤中央の２つの回転ディスクに表示されるユニークな「パワーリザーブ表示」は
元ネタのRef.9028モデル譲りの特徴的なディテールです。

 

70年前の初代『コンクエスト』から、歴代のオリジナル・モデルが素晴らしかった
からこそ、今回の70周年記念モデルという企画があって、それに相応しいモデルとして
『コンクエスト　ヘリテージ　セントラル　パワーリザーブ』が誕生したのだと思います。

 

私自身は年齢的に70年前を知らないので、
70年前のことを知っている人を探してみました。

昔の【ロンジン】営業担当の方は、既に定年退職されていますし、
現在の営業担当さんは、私より若い方なので70年前を知りません。

 

70年前の【ロンジン】を知る人物・・・誰かいるかな？

 

身近なところにいました！！

TANAKA今池店の看板娘で
”タナカのお母さん”こと【田中よしゑ】さん。

昭和ひと桁生まれの”お母さん”なら詳しいはず・・・ということで
70年前の話を伺ってみようと、インタビューを開始！

伊　藤　：「お母さん、70年前のロンジンの事を教えて下さい。」

お母さん：「7０年前？・・・私がハタチ（20歳）の時だから・・・」

伊　藤　：「1954年の事です。昭和だと29年になります。名古屋のテレビ塔が完成した年です。」

お母さん：「私の娘時代の話だねぇ。あっ、まだお父さんと結婚してないわ。」

伊　藤　：「えっ！・・・という事は、まだ時計屋じゃなかったんですか？」

お母さん：「そう、まだ結婚してないもの・・・」

伊　藤　：「あっ、そうですか・・・失礼しました。」

 

ということで、残念ながら70年前の【ロンジン】ことは教えてもらうことは出来ませんでした。

伊　藤；「お母さん、ロンジンの時計どう思いますか？」

お母さん：『ロンジン？　ええ時計やないの！』（原文のまま）

 

時計の盤面を「斜め」の角度で見てみると・・・

 

アンティーク感たっぷりの「ボックス型サファイアクリスタル」には
ガラスの両面（表裏）に「多層反射防止コーティング処理」が施されており、
日差しの強い環境下でも『高い視認性』が約束されています。

文字盤は、フラット（平面的）な文字盤ではなく、
曲面形状の「ボンベ文字盤」を採用しています。

シャープなカット面が平面になったアプライドの「ファセット仕上げ のインデックス」は、
文字盤のカーブに沿って、先端を曲げてあります。

 

☟ココに注目！！

 

　①「サファイアクリスタル」のドーム型曲線

　②「ボンベ文字盤」縁のアール曲線

　③ファセット仕上げ「インデックス」先端の曲線

 

この【三位一体】の美しさを
「斜め」の角度からご堪能くださいね。

ISOは、さまざまな製品に関する統一基準となる規格を定める機関です。

日本にも同様のJIS（日本工業規格）がありますが、そのほとんどがISO規格に
準じているのです。

そのISO規格の中に、耐磁時計の基準を定めた【ISO764規格】というものがあります。

【ISO764規格】では、耐磁時計の基準を
”４８００A/mの磁気にさらされても日差±30秒以内であること”と定めています。

現代の生活環境は、日々さまざまな電化製品や電子機器に囲まれて生活している
ようなものです。

一般的な時計の場合には、パソコンやスマホといった電子機器が時計と密着したり
極端に近い距離にあった条件のもとでは「磁気帯び」の原因となり、
時計の精度に悪影響を及ぼしたりします。

そんな時代を反映して、最近では耐磁性を備えた時計も多くなりました。

この『コンクエスト　ヘリテージ　セントラル　パワーリザーブ』も「磁気」に対しての対策はバッチリです！

安心して下さい。
『耐磁性』がありますよ。
それも、かなり『高い耐磁性』が！！

 

この『コンクエスト　ヘリテージ　セントラル　パワーリザーブ』に搭載されている
新たなエクスクルーシブキャリバー「L896.5」は、

【ISO764規格】の約10倍もの耐磁性を備えています。

『コンクエスト　ヘリテージ　セントラル　パワーリザーブ』は
耐磁時計なんです。

パワーリザーブも約72時間ありますので使い勝手も良いですね！

 

実用時計として充分な機能を備えています。

 

アンティーク・テイストな時計がお好きな方、
伝統的なクラシック・スタイルがお好きな方、
日常使いの実用的な時計がお好きな方にも

とにかく、
多くのお客様にお勧め出来る時計です。

是非、【今池店】で実物をご確認ください。

尚、【ロンジン】というブランドを知りたい方は・・・
ご参考までに、こちらのブログをご覧ください。

 

【ロンジン】は1832年の創業以来、多くのお客様に愛用されてきました。

日本人で【ロンジン】の愛用者として有名なのは、
西郷隆盛さんですが、

世界に目を向けてみると・・・

相対性理論で有名な「20世紀最高の物理学者」と評される
A・アインシュタイン氏

1943年9月6日にスイスの本社で製造された、
【ロンジン】のポケットウォッチを
愛用していました。

現在は、スイスのベルン歴史博物館に寄贈され、
ベルン歴史博物館所蔵となっています。

 

 

 

 

 

 

 

そして・・・

TANAKA今池店【岩崎正道】店長

愛用の【ロンジン】は、こちら☟
『ハイドロコンクエストGMT』品番：L3.790.4.66.6
価　格：￥467,500（税込）

最後までお付き合いをいただきまして、ありがとうございます。

皆様のご来店を【TANAKA今池店】にてお待ちいたしております。

TANAKA今池本店　スタッフ：伊藤浩昭

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