こんにちは！久屋大通店の原です。

今回は雑談ブログです。

自分はあまり本を読む方ではないのですが、その中でも記憶に残っている本がいくつかあり、急にオススメしたくなってしまったので、記事にしてみようと思います。

 

本って読む年代によって感じ方が違うものだと思うので、時系列順に振り返ってみます。

 

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【小学生】

 

・砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない　桜庭一樹

・ぼくは勉強ができない　山田詠美

 

ひねくれすぎています。小学生にオススメしたい本ではないと思います。

初めて自分のお小遣いで買った本が、この２冊でした。

 

ぼくは勉強ができないを読んだのはもう20年近く前になりますが、未だに覚えているシーンがあります。

主人公は男子高校生で、勉強はできないが、女の子にモテて、ショットバーで働く年上の女性と恋仲にある。

そんな主人公が、同じクラスのマドンナから告白され、それを振るシーンです。

 

自分のことを、大人っぽさが他と違って素敵だと言う女の子に対して、「僕は君のような他人に好かれるために演技する人は嫌いだし、僕にはそんなところが無くて魅力的な恋人がいる」と言います。

それに対して女の子は、「自分だって他とは違うという優越感に浸りながら、そんなこと考えていないような演技をしている癖に、違う振りをして見下すな」というような事を言い、主人公をビンタします。

というシーンです。

 

自分は周囲に比べて大人である、他人とは違う、という考え自体が、思い上がりなんだと感じたことを覚えています。

（この感想が正しいかはわかりませんが）

自分は何者にもなることはできないが、それでもよいという考えが昔から自分の中にあるのですが、このシーンがその始まりなような気がします。

 

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【中学校・高校】

 

・十二国記　小野不由美

・春琴抄　谷崎潤一郎

・こころ　夏目漱石

・人間失格　太宰治

・沈黙・海と毒薬　遠藤周作

 

話が面白いのが上２つで、文章が面白いのが下３つです。

このへんは、暗くてネチョネチョした話を好んで読んでいました。

十二国記は単純に話が面白く、NHKでアニメ化されているので、そちらもオススメです。

ストーリーを楽しむために本を読む場合、主人公が好みか好みじゃないかが重要になってきますが、十二国記は主人公がすごく推せる小説なので、安心して読んでください。

 

中学校で人間失格読んでましたとおおっぴらに言うとヤバいやつと思われるかもしれませんが、記憶に残っている本という基準でいくと、やっぱり候補に入ってきます。

ストーリーではなく、文章を楽しむために本を読むきっかけになったと思います。

 

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【成人以降】

 

・銀河英雄伝説　田中芳樹

・星を継ぐもの　ジェイムズ・P・ホーガン

・金閣寺　三島由紀夫

 

銀河英雄伝説を読んでください。お願いします。

全10巻とちょっとハードルが高い量ですが、絶対損はさせません。

10巻は難しいかもしれませんが、5巻まででもいいので、読んでください。

よろしくお願いします。

 

人から何かオススメない？と聞かれた時に挙げる作品がいくつかあるのですが、銀河英雄伝説は、その一番上位にあります。

二番目はモブサイコ100、三番目はスラムダンクです。

スラムダンクの映画見ましたか？すっごい良かったですね。

私は三井寿推しなのですが、久しぶりに読んだら桜木花道が主人公しすぎてて感動しました。

 

銀河英雄伝説は、宇宙進出を遂げた人類による二国間の戦争における、それぞれの国を指揮する二人の視点から描かれる物語です。

片や国の頂点を目指す常勝の若き天才、片や争いを好まず早期リタイアをもくろむ無敗の歴史学者と、全く異なる二人が戦場でどのように出会い、どのような人生を送るか……という話です。

めちゃくちゃ面白そうですね。めちゃくちゃ面白いです。

アニメも漫画もありますが、ぜひ小説を読んで下さい。

 

あと、金閣寺が好きと言うとこれまたヤバいやつと思われるかもしれませんが、思想的にそうという訳ではないので、安心してください。

 

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以上、今まで生きてきた中で記憶に残っている本紹介でした。

オススメの本ない？と聞かれたときに気軽に提案できる本のレパートリーがないのが悩みです。

オススメの本ない？に対して適切に答えられるオススメの本があったら教えて下さい。