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2023.05.12
【 パネライ 】えっ!ラジオミールのストラップ(ベルト)交換ってそんな感じなの?!ブティックスタッフが詳しく解説します。
皆様こんにちは。いつもブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
突然ですが、まずはこちらの写真をご覧下さい。
なかなか見慣れない光景ですよね?
実は「ラジオミールのストラップ(ベルト)ってどうやって交換するの?」という質問をよく受けます。
確かに、一見構造が複雑そうにも見えますよね。
そこで、2023年は
ラジオミールイヤーという事もあり!ラジオミールのストラップ(ベルト)交換の方法を
ご紹介していきます。いきなり見慣れない状態の写真からのスタートですが、
下の写真をご覧下さい。
・黄色の囲み = ベルト取り外し前
・青色の囲み = ベルト取り外し後
では早速、ストラップ(ベルト)を取り外していきますね。
まず、時計の裏側四隅にあるネジを緩めていきます。
ちなみに…
ネジを緩める際使用する工具は、『精密ドライバー』です。
ルミノールと違い
ラジオミールには専用ドライバーが付属していませんので、
刃形状およびサイズは、【マイナスドライバー・刃幅1.6mm(160)】を使用します。
ネジを緩め終えたら、ワイヤーラグ(細い針金のような部分)を
下の写真の様に引っ張り抜きます。
※外したネジはかなり小さいので、紛失に要注意!!
ベルトを外すとこんな感じになります。
・・・なんか、小さな卓上時計の様にも見えます。
次は、ストラップ(ベルト)の取り付けです。
実際にワイヤーラグの構造について触れながら説明していきます。
※ワイヤーラグ=L字型の細い針金状のもの
ラグは中央で左右に分割されるので
それぞれを両側から挟み込むように
ストラップ(ベルト)の穴に取り付けます。ワイヤーラグを、上の写真の様にベルトに取り付けたら、
いよいよケースに固定です。
【注意!】
時計を裏向けた時
ラグの溝が必ず上に向く様に取り付けて下さい。因みに、次のようなご質問を受けることがあります。
『ワイヤーラグをストラップ(ベルト)に通しただけでは、
しっかり固定されないんじゃないの?』
でもご安心を。こちらをご覧下さい。
(ベルトを付けずに、ワイヤーラグを連結させた状態のものです)
いやぁ、実に考えられていますね!!
見えないところで、こんな工夫がなされているのですね!!
写真の様にワイヤーラグを、
ケースにしっかり奥まで差し込んだら・・・
4箇所のネジを締めます。
ネジを全て締め終えたら、ラグの固定具合を確認し作業終了です。
慣れてしまえば、取り外し・取付けで、
5~10分ほどで完了します。
なお、ラジオミールのラグの構造としては
以下のイメージ図をご覧ください。
ネジを締めていくと
ラグの溝(矢印)にネジが噛み、
抜けない構造となっています。パネライ独自のスタイルであるだけに、
ベルト交換方法の質問を受けることがあります。
確かに、このラグ形状はパネライが特許を取得しているので、
他では存在しませんからね。
【 Q&A こんな時はどうしたら?? 】
Q1.ネジを失くしてしまった!!
A:ご安心ください。単品購入が可能です。
※詳しくはスタッフまでお尋ねください。
Q2.ワイヤーラグ(時計上下部の針金状の部位の名称)は、
単品購入可能でしょうか?
A:はい、可能です。
モデルにより若干形状が異なりますので、
時計本体を店頭にお持ちください。
※写真のモデル:PAM01334 ラジオミール トレ ジョルニ
ということで、今回お届けした、
【 パネライ 】えっ!ラジオミールのストラップ(ベルト)交換ってそんな感じなの?!
は、いかがでしたでしょうか??
ワイヤーラグはパネライ独自のものですので、
ストラップ(ベルト)の交換方法にご興味のある方が多いです。
違った視点から、ラジオミールにアプローチしてみました。
このブログを読んだことを機に、
パネライの世界に触れてみてはいかがでしょうか?
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・お電話:052-951-8111prev.next.取り扱い店舗
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