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2023.05.07
パネライファン待望のスモールサイズ。40㎜で登場!ラジオミール クアランタ 徹底解説!! _PAM01026_PAM01292 _PAM01293_PAM01294
こんにちは。
パネライ名古屋ブティックの大磯です。
今回は2023年に登場した
ラジオミール クアランタ 40㎜を
詳しく解説します。PAM01026 ラジオミール クアランタ ゴールドテック™
ケース径:40mm
ケース素材:ゴールドテック™
文字盤:サンレイ仕上げのホワイトダイアル
¥ 2,424,400 (税込)
PAM01292 ラジオミール クアランタ
ケース径:40㎜
ケース素材:ステンレススチール
文字盤:サンレイ仕上げのホワイトダイアル
¥ 804,100 (税込)PAM01293 ラジオミール クアランタ
ケース径:40mm
ケース素材:ステンレススチール
文字盤:サンレイ仕上げのブルーダイアル
¥ 804,100 (税込)PAM01294 ラジオミール クアランタ
ケース径:40mm
ケース素材:ステンレススチール
文字盤:サンレイ仕上げのブラックダイアル
¥ 804,100 (税込)※価格は全て2024年1月現在のものです。
ラジオミール クアランタ
共通スペックキャリバーP.999
自動巻き
パワーリザーブ:72時間
5気圧防水ラジオミール クアランタとは?
クアランタはイタリア語で“40”を意味し、
従来のラジオミールが45㎜だったのに対し
-5㎜の小型化を実現した
その名のとおり
40㎜のスモールサイズのラジオミールです。‐ INDEX ‐
01 | スモールサイズのラジオミール
02 | パネライ最薄の10.15㎜
03 | バリエーション豊かなラインナップ
04 | 現代的要素とのミックス
05 | ストラップの選択肢が豊富
1.スモールサイズのラジオミール
ラジオミールクアランタ40㎜最大の特徴は
何といっても、
”スモールサイズ”であることです。2017年のルミノールDueの登場以来
パネライの小型展開も増えており
今回2023年よりラジオミールにも
待望の小型モデルが登場です。過去にもラジオミールのスモールサイズモデルを
展開していたのですが
ワンショットなど定着するモデルはありませんでした。
【下にその一部を紹介】その反動からか人気が高く
ファンの間では、
「来年こそ(スモールラジオミール)でるか?」
と毎年話題になるほどでした。
【左】
ZENITHエリート搭載の
PAM00103 ラジオミール40㎜(顧客所有)
【右】
PAM01026 ラジオミールクアランタゴールドテック40㎜【左】
PAM01026 ラジオミールクアランタゴールドテック40㎜
【右】
ピアジェベースの手巻きムーヴメント
P.999搭載のPAM00439(顧客所有)これらの様に
スモールサイズのラジオミールは
他社からの技術供給を受けた
機械を搭載した事などから
安定した生産を
継続できませんでした。これが今回
ラジオミールクアランタを
発表できた背景には、
2020年から
ルミノールDueやルミノールクアランタに
搭載している
小型の自社ムーブメントP.900の
存在が大きいです。
PAM01026の背面は特別仕様の
シースルーバックになっており
18Kのゴールドテック™ケースから
ガラス越しに
P.900の姿を見る事が出来ます。ステンレスケースのモデルは
クローズドバック仕様です。ラジオミールは元より
ワイヤーラグと呼ばれる
繊細な雰囲気の
ワイヤー状のパーツで
ベルトを固定しており
流線形のケースデザインと相まって
とても上品なコレクションです。それがスモールサイズになる事で
さらにドレッシーで、
エレガントな雰囲気が増し、
ラジオミールクアランタは
カジュアルだけでなく、
スーツにもよく合う
都会的なコーディネートに
とてもマッチします。2.パネライ最薄の10.15mm
ラジオミールクアランタは
40㎜のスモールサイズである事も
勿論ですが
実は、そのケースの”薄さ”にも
是非注目頂きたいモデルです。上の資料にもあるように
ラジオミールクアランタの
ケースの厚みは10.15㎜!
ほぼ1㎝です。これはルミノールDueなどよりも薄く
現在のパネライ中、最も薄い
モデルとなります。
この約1センチのケースは
ジャケットの袖にも収まりが良く
ドレッシーなシーンでも間違いなく活躍します。
こちらは、ご夫婦で
ラジオミールを所有されているお客様に
ご協力いただいた写真です。【上】PAM01292ラジオミールクアランタ40㎜
【下】PAM01334ラジオミールトレジョルニ45㎜ご覧の様に、ラジオミールクアランタは
小さいだけでなく、薄い事で
女性にも非常におススメなパネライウィッチです。3.バリエーション豊かなラインナップ
ラジオミールクアランタは
そのラインナップの豊富さも魅力です。ラジオミールは
パネライ最古のシリーズで
そのコンセプトから
ブラック文字盤が自然と多い傾向にありました。ラジオミールクアランタは
ドレッシーでエレガント、
女性にもおすすめな
コレクションとして
ゴールドケースのPAM01026
白文字盤のPAM01292
ブルー文字盤のPAM01293
黒文字盤のPAM01294
(写真の左上から時計周り)
計4種類を展開しています。
4.現代的要素とのミックス
上でも少し触れましたが
ラジオミールは1935年に誕生した、
パネライで最も古いクラシックなコレクションです。
そのコンセプトから
ヴィンテージ調のデザインや
嗜好性の高い手巻きモデルを中心に展開してきました。▼▼ヴィンテージ感がお好きな方はコチラもおススメ▼▼
ラジオミールクアランタは
そのクラシックなベースデザインは踏襲しつつも
現代的な要素を併せ持った
新しいコレクションです。現代的な要素とは主に次の3つが挙げられます。
1.デイト表示機能
2.サンレイ仕上げの文字盤
3.自動巻き1つ目は【デイト(日付)表示機能】です。
ラジオミールが誕生した1930年代~40年には
まだデイトのついた時計はありませんでした。
それ故にラジオミールにはデイトのないデザインが
多かったのですが、
ラジオミールクアランタは
現代において、とりわけビジネスシーンにおいて
必要な機能であるデイト表示を採用しました。
2つ目は【サンレイ仕上げの文字盤】です。
サンレイ仕上げとは文字盤の中心から
放射状に輝くメタリック系の
仕上げがされた文字盤の事です。パネライは元々軍用時計ですから
当時の人からしたら
光るなんて敵に見つかる!
言語道断!と言ったところ(笑
反射を抑えたマットな黒文字盤ばかりを
製造していましたが…そこも時代は2020年代。
時代のニーズに併せて、都会的なスタイルに
マッチする文字盤やカラーを採用しています。そして3つ目は【自動巻き】です。
機械式時計の自動巻き機構は
1930年代当時、構想こそ存在していましたが
普及はしないなかった為、
当然、当時のラジオミールは手巻きで
そのコンセプトから近年でも
嗜好性の高い手巻きのコレクションが中心でした。しかし、現代の機械式時計は
何といってもその利便性から
圧倒的に自動巻きのシェアが高く、
ラジオミールクアランタも自動巻きを採用しています。…すこし余談ですが
ラジオミールクアランタがパネライ最薄の10.15mmと
紹介いたしました。通常、自動巻きモデルは
ローター(半円型のパーツ)が
機械の上に乗っている構造が必要不可欠で、
このローターがある事によって、
必然的にその分”厚く”なります。
しかし
自動巻きモデルであるにも関わらず
パネライ最薄を誇る10.15㎜を実現できている事は
実は簡単な事ではないのです。これらの事から
ラジオミールクアランタは
1935年に誕生した初代ラジオミールの
デザインを踏襲しつつも、
スモールサイズや要素をミックスする事で
現代的なコレクションとなっています。5.ストラップの選択肢が豊富
ラジオミールクアランタが
ドレッシーでエレガント、現代的なモデルで
女性にもおススメと紹介して参りました。それらのエッセンスにさらに
色や華を加える要素である
”ストラップ”(ベルト)の展開が
非常に豊富な点も魅力です。
ラジオミールクアランタのストラップは
ここに写る全てのカラーが購入可能です。その数なんと14色!!
先程も紹介しました
こちらのお客様は
白文字盤のPAM01292 に
同じく白いストラップのコーディネートが
とても素敵です。また、ストラップに関連して
ラジオミールクアランタの
バックルは他のパネライの様に
フィッシュテール(上)ではなく
ワイヤーラグをイメージした
繊細で上品な雰囲気の
専用のバックルを
採用しています。
また、バックルが専用になる為、
ベルトの穴も楕円ではなく
ドレスウォッチに多く見られる様な
真円穴の専用ストラップとなります。細かい部分ですが
「神は細部に宿る」という言葉があるように
こういった拘りが
品質を大きく左右するのだと思います。▼▼ラジオミールのストラップ交換についての詳しい記事はこちら▼▼
サイズ感や薄さ、
カラーなど、写真では表現できない
魅力たっぷりな
ラジオミールクアランタを
パネライ名古屋ブティックで
是非、ご覧ください。大磯
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お問合せは
・お電話:052-951-8111prev.next.取り扱い店舗
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