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こんにちは！久屋大通店の原です。
皆さま、時計の購入を検討している時、どこを見ていますか？
今回はバックル編です！
（別名、このバックルがすごい！2020）
【バックナンバー】
・針編
・ケース編
・素材編
腕時計の価格の差が一番出るところはバックル（と、ブレスレット）です、と言っても過言ではありません。
腕時計の顔である文字盤は当然一番気合いを入れて作られるので、そうでない部分ほど質の差が出やすいのです。
ほとんどの高級腕時計は、装着感や仕上げにものすごくこだわったバックルを持っています。
逆に、一見そこまで高そうには見えないけど……という時計のバックルに、
ここまで手が込んでいるのか！と驚かされてしまう事もあります。
というわけで今回は、私がこれはすごい！と思うバックルをご紹介致します！
オメガ「シーマスター ダイバー３００M」
(￥616,000(税込))
オメガを代表するダイバーズウォッチです。
時計本体はもちろん最上級ですが、実はバックルにもこだわりが詰まっています。
ダイバーズらしい、重厚感のある三つ折りバックルです。
３００ｍもの防水性を持つ時計とバランスを取るため、バックルにもある程度の重さを持たせています。
このバックルは自分の手で長さを微調整できるのですが、その構造の完成度には目を見張るものがあります。
→裏側のPUSHと書かれたボタンを押すことで、約１cmの調整ができます。
腕時計の装着感は季節や時間によって変わるので、自分で細かく調整ができるのは大きな利点ですね。
→また、実際にダイビングをする際にウェットスーツの上からでも装着できるよう、
もう一段階大きく広げられるようになっています。
一番小さい状態と大きい状態を比べると、構造がわかりやすいですね。
考え抜いて作られたバックルということが一目でわかりますし、
実際にダイビングをするために作られている、という感じがします。
バックルの表面以外にも、内側の可動部分にまで全てツヤ消しの仕上げが施されているところにもこだわりを感じます。
時計本体はもちろん、バックル自体も一つの製品として完成されているな～と感じる一本です。
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ブライトリング「ギャラクティック２９ スリークＴ」
(￥643,500(税込))
金属の話をする際には、ブライトリングは欠かせません。
ブライトリングというと、男らしくて大きくてキラキラ、というイメージがあるかもしれませんが、
実はレディースウォッチにも力を入れています。
小さくかわいらしい時計ですがブライトリングらしさを感じるポイントがたくさんあり、
バックルはその筆頭です。
腕時計のサイズに合わせて小型化されてはいますが、
ブランドを象徴するウィングロゴや、ブライトリングらしい強い光沢感など、
随所に”らしさ”を感じる仕上げになっています。
メンズウォッチとは異なり開閉がプッシュボタン式になっているので、爪をキズつける心配がありません。
→こんなにコンパクトですが、自分で長さを微調整できるアジャスターもしっかり付いています。
小さな部品に構造が詰まっている感じというか、かわいいんだけどちょっとメカメカしい雰囲気が乙女心をくすぐりますね。
既存のパーツをそのまま小さくするのではなく、
女性が使うための腕時計として１から設計されたものであることが伝わってくるバックルです。
それでいてブライトリングのブランドらしさも損なわれていない所が見どころです！
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ギャラクティック 29 スリークT ブラック マザーオブパール
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【ブライトリング】大人のハンサム時計 マザーオブパールで女性らしさを！
ジャガールクルト「レベルソ・クラシック・ミディアム・スモールセコンド」
(￥688,600(税込))
角型時計の代表であるレベルソ。
ひっくり返る時計という唯一無二のギミックに目がいってしまいますが、実はバックルにも趣向が凝らされています。
ケースと同じくポリッシュ仕上げのバックルです。
両開きなので、装着した際片開きのバックルよりも薄いです。
ドレスウォッチというコンセプトに合わせて、細い袖口にも収まるように考えられています。
そしてこのバックルの一番のセールスポイントは、
時計、革ベルト、バックルを全て自分の手で付け外しできることです！
バックルのPUSH HEREと書いてある部分を指で押すと……
→このように、バックルからベルトを取り外すことができます！
時計本体とベルトを固定するピンにもツメが付いているので、このように……
工具なしで全てを取り外すことができるんです！
腕時計のバックルは革ベルトにくっついてしまっていて、外す際に工具が必要になることがほとんどです。
しかしレベルソのバックルは工具なしで外せるので、その日の気分でベルトを替えたい！なんてことも簡単にできてしまいます。
ベルトでガラっと印象の変わるレベルソに、まさにぴったりのバックルですね。
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時計の顔がさまざまであるように、バックルも千差万別です。
近いラインナップでも全く違うバックルを持つモデルもあり、
なぜこの時計にこのバックルを付けたのかな？と考えるのも楽しいです。
（例えば、同じオメガのシーマスターでもダイバー３００Ｍは片開き、アクアテラは両開きのバックルです。
アクアテラはビジネスマンの需要を受けて細身のスーツに収まるように、
ダイバー３００Ｍはよりプロフェッショナル向きに、という事かな？等々……）
一番に見るのは時計の顔だと思いますが、裏側のバックルにもぜひ注目して頂きたいです！
TANAKAウォッチギャラリー 久屋大通店 担当：原明日香（はらあすか）
店舗情報：https://kk-tanaka.com/info_hisaya/
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